実装技術11月号2012年特別編集版

実装技術11月号2012年特別編集版 page 26/52

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概要:
24度を記録し、必要に応じては出力することも可能となっている。2.使い勝手がよく、驚くほどの早さを実現 1種類のリールかトレーでも、ジョブ全体の部品リストでも、SMDタワーのデータベースはすべての収納搬出を時....

24度を記録し、必要に応じては出力することも可能となっている。2.使い勝手がよく、驚くほどの早さを実現 1種類のリールかトレーでも、ジョブ全体の部品リストでも、SMDタワーのデータベースはすべての収納搬出を時系列で記録するため、保管されている部品の在庫をつねに正確に把握することが可能である。 各リール、トレイにおいて個別IDを採用しているため、つねに正しい部品が供給され収納される。これによって、部品を取り違えることにより発生するセットアップミスを撲滅することができる。 操作は、ターミナルに収納する部品を置き、ボタンを押すだけときわめて簡単。内蔵されているバーコードリーダが自動的にリールを認識して部品情報をPC に送り、すでに登録のすんでいる部品であるか否かを同時に確認して指令されたとおりの場所に戻す。数秒後には次のリールの受け入れ準備ができている。部品の呼び出しも、単純に部品番号を入れるか、部品リストから選ぶか、あるいはプログラムから選択するなどで簡単に実施することができる。こうして要求された部品は、連続的に搬出され記録されることになる。3.コンパクトでフレキシブル 容積率で有利な円筒形がデザインの基本で、中心から3軸が作動する。SMDタワーはわずか1m2の床面積で設置可能であり、かつトレーもリールも、瞬時に、間違いなく部品を取り扱えるよう設計されている。 リールの種類は幅8mmから44mm、直径は180mmから330mmまでの大きさを、自由な組み合わせで収納することができる。 トレー部品もリールと同様に32mm 幅のリール収納スペースにトレーを3 枚保管できる。4.複数の要因を統合して生産効率を倍増 これまで、リールの保管にあたっては、広い場所が必要とされており、なおかつ部品リールを1本ごとに間違えないように神経を使いながら、マニュアルにしたがって出し入れをしていた。 従来の在庫保管システムと比較すると『マイデータ変量多品種生産現場における設備運用 ?『マイデータ SMDタワー』インテリジェント部品収納による生産性向上?実装工程に貢献する技術・ソリューションマイクロニック・マイデータ・ジャパン(株)SMDタワー』は、完全オートメーション化された、インテリジェント・システムである。 さらにリモートオーダープロトコルで、より早く簡単にお客様の既存のデータベースとマイデータ独自の在庫管理システムを統合することができる。 当初、本タワーの目的は部品を一時的に蓄える装置であったが、湿度の影響を受けやすい部品や単価の高い部品などを安全に搬出入し保管するだけではなく、外観検査装置とも連動して活用することも可能である。5.部品を探す時間を最短にして稼働時間を増大 人間はミスをする。実装現場において、その代償は高価である。 従来のマニュアル方式では部品混在のリスクが常につきまとう。どの時点でミスに気がつくかによって、ダメージの大きさも変わる。セットアップの段階でミスが見つかっても段取り時間が長くなり、生産時間に影響がでる。中でも、生産終了後、全基板にリワークを施さなければならないのが最悪のケースである。『マイデータSMDタワー』を利用すれば、こうしたミスは過去のものである。部品の取り違えなどの混乱を完全に回避するのみならず、生産設備をシームレスに連結でき、フレキシビリティと共に生産性は大幅に向上する。また、費用対効果は高く、この投資は短期間で利益をもたらす。6.直感で操作できるパワフルでオールマイティな ソフトウェア 制御ソフトウエアはシンプルで使いやすいインタフェースを標準的なWINDOWSのPC上で使用でき、LAN経由でSMDタワーと接続することが可能である。 1 台目のソフトウエアで、外部の部品棚番とSMDタワーを何台でも制御することができる。 本ソフトのクライアント・バージョンは、タワーから独立してあらゆるデータベースにアクセスすることも可能である。たとえば、新しい部品は資材部でバーコードと同時にこのクライアントから登録できるため、生産に使われるときにはこの部品はすでに登録されていて、すぐに使用でき、在庫管理と同時に収納保存される。このように、フレキシブルにユーザーデータにアクセスできるので、運用ミスの危険を最小