実装技術10月号2012年特別編集版

実装技術10月号2012年特別編集版 page 33/48

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39マを用いた、ライフラインの劣化予兆を『見える化』するデモンストレーションを実施。ライフラインの異常モニタ、機械的摩擦、ポンプ正常動作モニタ、摩擦音、きしみ音の検知を行っていた。 (株)ベルニクスでは....

39マを用いた、ライフラインの劣化予兆を『見える化』するデモンストレーションを実施。ライフラインの異常モニタ、機械的摩擦、ポンプ正常動作モニタ、摩擦音、きしみ音の検知を行っていた。 (株)ベルニクスでは、HVDC(高圧直流給電)システム用ハイパワー電源『BHVDシリーズ』を紹介していた。 6kW(2.2kW×3ユニット)のBHVDシリーズ 高圧直流給電用『1U 6kW94%』は、環境へ配慮した高効率HVDC 電源で、特徴として、①1Uサイズ19インチラック搭載(1ユニット×3台)、②3ユニットで6kW 出力、③最大効率94%以上、④並列運転機能付き(最大6ユニット)、などが挙げられる。HVDC 方式であることから、AC UPS方式と比べて約10?20%の電力の削減を実現しているのも大きな特徴となっている。 ルネサス エレクトロニクス(株)では、ワイヤレス給電システムソリューションを参考出展していた。 これは、同社の独自方式により、データ通信と無線給電を同時に実現するというもの。用途としてはスマートフォン、小型AV機器/モバイル機器などへの適用がある、としている。 データ通信と無線給電を同時に実現し、既存通信フォーマットの流用により、さらに手軽にシステムへの組み込みをサポート。受電デバイスを設置する自由度が向上(使い勝手の向上)する他、相互通信によって、データ通信(認証)のみならず、安全性の向上を実現する。 同技術は、充電時に電源ケーブルを繋げる煩わしさを解消するだけでなく、筐体のデザイン自由度を高め、機器の利用用途を大きく変える可能性を有するものであるとして、多くの来場者の注目を集めていた。 オムロンでは、新たに15W、30Wタイプもラインアップされた、基板型電源『S8EX』のラインアップを紹介していた。 同製品は、小型でコストパフォーマンスが求められる装置製造における、省スペース/省工数/省コスト化に貢献できる電源。ピーク負荷対応で定格電流の200%出力機能を有する(一部機種は未対応)。突入電流や一時的に大きな電流が必要な場合であっても、安定出力を維持。そのため、ワンサイズ上の容量の電源を選定する必要がない。さらに6 方向取り付け可能で、50×132mm(50W)という小型サイズであるため、狭い場所にも組み込みが可能であることから、装置の小型化、省スペース化を実現することができる。また、配線作業が簡単なので、装置組み立て時の工数低減や、配線ミスが防止できる。小型でスリムであるため、卓上型などの小型装置でも空いたわずかな場所に取りつけられるなど、装置設計でのメリットがある他、スリムなオープンタイプであれば重ねて設置することで省スペースで複数台の構成が可能である。 スマック(株)は、モータのトルク、出力、効率などの基本特性を高速回転まで高精度に測定/評価する『モータ特性自動試験システム』の展示を行っていた。圧電式振動センサに関する展示ベルニクスの展示ワイヤレス給電システムモータ特性自動試験システム基板型電源『S8EX』の紹介パネル