本文へ
ここから本文です

金属ガラスの脆化や磁気特性の変化を回復させる構造若返り現象の理論的解明に成功

 大阪大学大学院基礎工学研究科譯田真人助教、尾方成信教授、東北大学学際科学フロンティア研究所才田淳治教授および米国マサチューセッツ工科大学(MIT)Ju Li教授らの国際共同研究グループは、金属ガラスにおいて、無秩序の程度(緩和状態)を低温の熱処理と再冷却によって回復・制御させる「構造若返り現象」を理論的に解明することに成功しました。このことによって金属ガラスを成型、加工した際に危惧される脆化現象を回避し、実用特性を向上・安定させることが可能となり、スマートフォン等の小型電子端末分野等における応用などが一層期待されるようになります。

 本研究成果は科学誌Scientific Reports(Nature Publishing Group、平成27年5月26日号)に掲載されました。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学学際科学フロンティア研究所先端学際基幹研究部
教授 才田淳治(さいだ じゅんじ)
Tel:022-795-5752
Fax: 022-795-5756
E-mail:jsaida*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ