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2015年1月27日

業界最高※1感度1,450mV※2を実現、近赤外光下※3の撮影にも対応

交通監視用カメラ向け1/1型600万画素CCDを開発、発売


交通監視用カメラ向け 1/1型600万画素CCD
<RJ3DT3AF0DT>

 シャープは、業界最高感度1,450mVを実現した交通監視用カメラ向け1/1型600万画素のCCD3機種<RJ3DT3AF0DT/RJ3DT3AD0DT/RJ3DT3AA0DT>を開発、発売します。

 ITS(高度道路交通システム)などに用いられる交通監視用カメラは、昼夜を問わず、走行車両の情報やナンバープレートを識別する必要があるため、高解像度で高速撮影が可能なイメージセンサが求められます。

 本CCDは、光を電気信号に変換する領域を拡大。道路を幅広く撮影できる600万画素の高精細イメージセンサにおいて、業界最高の可視光感度1,450mVを実現しました。また、可視光より波長の長い近赤外光下での撮影にも対応し、明るいシーンから肉眼ではとらえられない暗闇のシーンまで鮮明に撮影できます。また、600万画素の画像を1秒間に30枚※4出力することで、高精細で滑らかな映像の撮影が可能です。

 当社は、監視・車載・医療向けに40万~800万画素のイメージセンサを幅広くラインアップし、“iSHartina™※5(アイ・シャルティナ)の愛称とともに広く展開しています。

品名

1/1型 600万画素CCD

タイプ

プログレッシブタイプ※6

形名

RJ3DT3AF0DT(4ch出力)
RJ3DT3AD0DT(2ch出力)
RJ3DT3AA0DT(1ch出力)

サンプル価格(税込み)

60,000円

量産開始

2015年1月30日

月産個数

計 2,000個

主な特長

1.業界最高の可視光感度1,450mVと近赤外光下での撮影を実現、
明るいシーンから肉眼ではとらえられない暗闇のシーンまで鮮明な撮影が可能

2.600万画素の画像を1秒間に30枚出力でき、高精細で滑らかな映像を実現


※1 2015年1月27日現在。1/1型600万画素イメージセンサにおいて。シャープ調べ。

※2 照度2,500lux、反射率90%の反射板をF5.6の光学系を用いて蓄積時間1/30秒で撮影した時のG信号の平均出力。

※3 目に見えない赤外線を照射した照度0luxの環境において。

※4 4ch出力に対応したRJ3DT3AF0DTにおいて(RJ3DT3AD0DTは1秒間に15枚出力、RJ3DT3AAODTは1秒間に8枚出力)。

※5 iSHartina™はシャープ株式会社の商標。当社のイメージセンサ関連デバイス(CCD/CMOS/DSP)の愛称です。

※6 映像をディスプレイに出力する走査方式の一つ。全ての走査線を一度に処理するため、動きの速い被写体を撮影した場合でもブレの発生が抑制されます。

仕 様

形名

RJ3DT3AF0DT

RJ3DT3AD0DT

RJ3DT3AA0DT

光学サイズ

1/1型

総画素数

609万画素

信号出力

4ch出力

2ch出力

1ch出力

動画対応

6M 30fps

6M 15fps

6M 8fps

感度 (typ.)

可視光感度 1,450mV 

スミア (typ.)

-125dB

飽和出力 (min.)

1,000mV

 お問い合わせ先

お客様:電子デバイス事業本部 センシングデバイス事業部 第二企画部 (084) 940-1225
(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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